ローコストなデザイナーズ住宅 土地購入から注文住宅を建てる間の資金繰りどんな買い物も予算と実際の支払いはしっかり管理しないといけませんね。
特に
土地や注文住宅などの家を購入する場合、高額な買い物なので、金額も大きく、借り入れなども行いながら支払うため、資金繰りの管理がとても重要です。
特に土地から購入して、注文住宅を建てる場合、家の引き渡しまで長い時間がかかりますので、半年近くにわたっての支払いが発生します。
具体的には、土地を買う場合、まず契約時の手付金支払いがあり、引き渡し時に残金の支払いがあります。
その後、建物についても、建物契約時の手付金支払いがあり、上棟時に一部支払い、中間検査後に中間金支払い、引き渡し時に残金支払いなどがあります。
不動産の購入は法務局への登記が必要なので登記費用がかかりますし、不動産を所有すれば、税金の支払いも発生します。
土地や建物の購入資金が全て自己資金であれば、預金額を見ながら支払い管理をすればいいだけですが、購入資金に住宅ローンを利用した場合は、住宅ローンの借入額に応じて、借りた翌月から住宅ローンの返済が始まります。
住宅ローンは、借りた翌月から元金返済と利息を支払っていきますが、借主の希望によっては、住宅に住み始めるまで、元金の支払いを待ってもらい、利息だけ払う据え置きも可能です。
住宅ローンの据え置きは、月々の支払い金額が利息だけになるので資金繰りは楽になりますが、元金は減りませんので、据え置き期間中は金利だけを支払うことになるため、総返済額は大きくなることには注意が必要です。
また、引き渡し後の入居までは、アパートなどの現在の住まいの家賃の支払いがありますので、住宅ローンの返済と家賃の支払いで住宅費がかなり必要になります。
住宅ローンの据え置きをしない場合は、収入によっては、貯蓄を切り崩しながら生活費を支払う必要もあります。
なお、住宅ローンの据え置きは、金融機関にとっては、元金を回収できないリスクが少し増えるため、審査条件が上がりますので、希望通りに受けられない場合もあります。
他にも建築中には、追加で備品を買った場合や、役所などへの届け出の手数料を支払ったり、職人さんへのお茶代、地鎮祭や上棟時の費用など、普段かからない出費が重なりがちです。
工事費の支払いは工務店などから請求が来たら、支払い期限が決められていたり、引き渡し時に支払いが必要などと、指定された時期にスムーズに払う必要があります。
請求が来てから、費用を用意するのでは間に合いませんし、すぐになんとかできるような金額でもありません。
なるべく早めに余裕を持って、
予算と資金の確保や支払い時期の把握など、資金繰りを管理しましょう!
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