デザイナーズ住宅やローコスト住宅を大工にお願いする住宅はすまい給付金の申請に注意を!
すまい給付金って知っていますか?
すまい給付金とは消費税が8%や10%に上がった後に住宅を購入した人に対して、年収に応じて最大で30万円から50万円の給付金がもらえるものです。
大手のハウスメーカーや大きな工務店に依頼する場合は、それほど心配する必要はありません。
しかし、
一人親方などの個人の大工や小さな工務店に依頼する場合は注意が必要です!
すまい給付金の注意点としては、対象住宅が、住宅瑕疵担保責任保険などに加入し、第三者による建築中の現場検査が必要であることです。
500万円以上の工事や規模の大きい住宅を建てる工務店であれば、住宅瑕疵担保責任保険は強制加入なので、心配ありません。
しかし、小さな工務店や大工、棟梁で住宅瑕疵担保責任保険が任意加入となる場合には、必ず保険に加入し、検査を受ける必要があります。
住宅瑕疵担保責任保険は、基本的には着工前に加入しなければなりませんが、着工後でも、追加の検査料を払うことで非破壊検査などで対応することができます。
ローコスト住宅ばかりにこだわって、保険も省略してしまうと、あとですまい給付金ももらえなくなってしまうことにもなりかねません。
特に身内や親戚、知り合いの大工などに安くお願いすると、保険は省略されがちです。
地元や知り合いの小さな工務店や大工こそ、ローコスト住宅として、なるべくコストが低くて、現場に近いプロが選ぶ、質や中身がいいものを使った住宅が建てられる、とても大きなメリットがあります。
しかし、補助金や最新の情報などは大手のハウスメーカーや大規模の工務店に比べると、弱いのは確かです。
近い関係であれば、万が一の場合も個人的に責任を持っ
て対応してくれるとは思いますが、すまい給付金をもらう予定の人は保険や検査を忘れないように注意をしましょう!
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