住宅展示場の利用方法 住宅展示場は割り切って活用しましょう!私が家を建てたい!マイホームが欲しいと思ったときにまず思い浮かんだのが住宅展示場でした。
住宅展示場に行くと、各ハウスメーカーのモデルハウスがズラリと並んでいます。
そして、モデルハウスの入り口では綺麗なお姉さんが笑顔で呼びかけてくれます。そのお姉さんの脇には子供たちが喜びそうなお面やおもちゃが並んでいました。
この時は、まだハウスメーカーのモデルハウスには約一億円かかっていることや、営業マンの熱心な営業が待っているなどとは思いませんでした。
モデルハウスの中は豪華な設備で広々としていて、おしゃれな家具やセンスのいい部屋が並んでいました。
そんなモデルハウスを見ながら、坪単価はだいたい数十万円ですよ、平均的な広さでしたら予算内に収まりますよ、と営業マンは親切に教えてくれました。
今あらためて思えば、はっきり言ってデザイナーズ住宅や設計士に頼む注文住宅ですごく役にたったものはあまりありませんでした。
しかし、各ハウスメーカーが提案する間取りや収納方法、最新で流行りの家具のセンスや建具のデザインなどは参考になりました。
廊下の幅やドアのサイズ、天井の高さなどは標準的な間取りよりも大きく、広く作られていますし、豪華な設備は最高級の最上級モデルの物が使われていますので、あまり参考にならないかもしれません。
ただし、その中でも、標準仕様の設備や家具でモデルハウスが展示されていた一条工務店などは予算内に近い建物を見ながら現実的な話ができるので参考になりました。
また、一条工務店が販売する高気密高断熱住宅の説明や空調の効き具合などは参考になりました。
もしも、デザイン住宅ではなく、設計士にも頼まず、ハウスメーカーで建てるのであれば、一条工務店だったと思います。
でも、一条工務店は他の工務店同様に追加料金のかからない標準仕様で選べる範囲が狭く、設備のグレードを選んだり、オプションとかを選択するとどんどん高くなってしまいます。
今となっては、ハウスメーカー仕様の住宅なら、設計士に支払う設計料を含めても、注文住宅の方が安く、自由にたてれると思います。
これから住宅展示場を見に行くことは、デザイン住宅や設計士の注文住宅を建てる人にはそれほど参考にならないかも知れません。
でも、
見るポイントや参考にしたいポイントなどを決めておくなど、割り切って活用することが住宅展示場を活用するポイントだと思います。
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