ローコスト住宅のコスト管理 建築後の生活にかかるランニングコストがローコストな家にしたい家を建てようと思うと、ついつい初期投資額や最初の金額に目が行ってしまいます。

しかし、
本当にローコスト住宅にするなら、生活してからのランニングコストもローコスト住宅であることが重要になります。
生活してからかかる費用は電気料金やガス料金、水道料金などがありますし、さらに建物の年数が経過すれば修理などの修繕費も必要になります。
電気料金を下げるためには、照明器具を消費電力の少ないLED照明器具にすることや、必要以上に照明器具はつけないことなどが考えられます。
LED照明器具にすれば、ランニングコストは蛍光灯よりも低く、交換も建て替えまでは不要になると言われています。

また、必要以上に照明器具を設置しないようにすることで、初期投資額も減らせますし、日中はなるべく外の光を取り込むような間取りにすることでも削減できます。
さらに、
電気料金や水道料金の引き下げに効果的なのが、高気密住宅による省エネルギー化や最新の省エネ家電を搭載することです。

例えば、高気密住宅であれば、機密性や断熱性が高まり、夏はエアコンの効率が高まることで、空調のためのエアコンの電気代を削減できます。
また、冬などは日中の日光で室内が温まれば、夜まで暖房がいらない、冷めにくい家にすることが可能です。
さらに、空調に使うエアコンも、最新の省エネ家電にすることで、ランニングコストを抑えることが出来ます。
例えば、
同じサイズで同じ電気容量のエアコンでも、最新の省エネタイプとそうでないものとでは、年間の予想使用電力量が500〜1000kwも違ってきます。それだけで年間の電気代が1万円から2万円近くも変わってきます。
最初にかかる費用が最新の省エネエアコンと汎用タイプで数万円違っても、数年で元が取れるどころか長期的にみれば大きなコストダウンになります。
注文住宅やデザイン住宅を建てる時には、初期投資だけにとらわれず、ランニングコストもローコスト住宅にするのを忘れないようにしましょう!
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