地鎮祭や起工式ってやらなきゃいけないの?必要な費用や準備は?
さて、うちでも土地の造成、基礎を始めるため、いよいよ、地鎮祭をやることになりました。地鎮祭は神式や仏式があり、作法や儀式も違うようですが、用意するものや意味合いはほとんど同じようです。
ところで、当たり前のようにやっている
地鎮祭って本当に必要なのでしょうか?宗教的なところが強いので、個人的にはあまり必要ないと思っています。
土地の神様に対し、土地の上に家を建てさせていただく儀式、だとか言われています。
まぁ、何事もなく無事に家がたつように施主や工事施工者が集まり、お祈りすることが一番の本質だと思いますし、その考え自体は当然のことだと思います。
が、日本だと、
神様、仏様となるため、神主やお坊さんに頼むとお布施やお礼が必要になります。そして、お布施やお礼の平均額は二万円から五万円もかかるのだとか。
うーん、これから家を建てる大事な時にそれだけの費用がかかってしまうのは正直、痛いですし、なんだかよくわからない儀式にもったいないなぁと思ってしまいます。
お祈りするのであれば、違う方法でもいいと思いますし、それよりも工事が始まるのに際し、周辺ご近所への挨拶などを、重点的にやった方が良いのになぁと思います。
建築について、色々調べたり、各業者と話をすると、
建築業界はこういったしきたりだとか、神仏だとか、習わしなどを大事にする、大変強く残っている業界だなぁと思います。
逆に他の業界では当たり前になっている、
相見積りだとか、カスタマーサービスエリアといった概念が建築業界の職人や業者によっては、かなり低い気がします。
大手のハウスメーカーや設計士事務所、大手の工務店や、業者間取引では当然に、そういう意識で競争していますが、
昔ながらの中小工務店や棟梁と呼ばれる大工はそういう意識はあまりないようですね。大工や職人は技術や責任が全てだ!と言かわれればそれまでですが、
他の業界の職人でも当たり前のことであり、それに、プラスしていかに小回りや配慮で顧客満足度を高めていくかが、企業や個人の生き残りのための、差別化になるとは思うのですが。
今までは、大手のハウスメーカーや、営業力のある工務店に仕事を取られ、どんどん淘汰されていった、大工や職人、専門業者が今回の消費税の駆け込み需要により、かなり息を吹き替えしたようです。
思うような仕事ができない、声がかからない、仕事を選べない状況だったのを忘れてしまったようです。
と同時に、強気になり、一部では顧客や取引先の足元を見るような値段や条件、態度
も出たりしていたようですね。
勘違いしないでほしいのはこれが今後も続くことはないということです。
今回の8%の値上がりから、次回は10%の値上がり時にもまた、駆け込み需要があると、強気でいるようですが、正直、疑問だと思っています。
そんな余裕がある人は今回の増税でほとんど対応したと思います。
時期の問題やタイミングで今度の10%の増税時にも受注はあるかもしれませんが、すでに今回の消費税の駆け込み需要な一段落し、4月以降の仕事が薄くなってきているように、これからどんどん仕事が減るでしょう。
そういう状況で、仕事をもらえる業者や職人というのはいつも丁寧な、対応で気持ちよく仕事をしている人や業者だと思います。
さて、話がだいぶずれてしまいましたが、地鎮祭にしても、万が一の事態、その後の災難などを避けたいなどの、神頼みも大事ですが、具体的な技術や内容でしっかりとカバーできれば全く問題ないんじゃないのか?と、思います。
実際に、アメリカなどの海外では、地鎮祭って、ないですよね?
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