収納付トイレ TOTOのレストパル、リクシルのエレシャスの比較
収納付のトイレを選ぶトイレは、大きくわけて、タンクレストイレと一体型タンクありトイレがあります。
デザインや形状なら、タンクレストイレの方がおしゃれですが、値段はタンクレスの方が高いです。
ただし、タンクレスは
停電時や断水時はそのままでは使えないというデメリットがあります。
従来のタンク付トイレも、タンクとトイレが分割したものや一体型になり、デザインや形状がおしゃれになったものがあります。
さらに、トイレのシステムに収納がついたものも販売されています。収納があればトイレットペーパーや掃除用具をトイレの後ろに収納することができます。
収納スペースはタンク横のデッドスペースを活用することができるだけでなく、タンクを収納の化粧パネルで隠すことにより、タンクレストイレと同じようなスタイリッシュなデザインになっています。
また、収納部や本体が平らで、掃除が楽になるというメリットも大きいようです。
今回はタンク付トイレでトイレの後方に収納スペースがあり、さらに手洗いスペースまでついているものを探してみました。手洗いスペースは別途設置することも可能ですが、コストアップだけでなく、スペースの確保も必要になります。
従来のタンク付トイレならタンクへの注水する水を使って手洗いができるのでわずかですが、水や水道代の節約にもつながります。
タンク付ならタンクに置くだけのブルーレットなどの洗浄剤も利用可能です。
探してみたところ、
TOTOではレストパル、INAXのリクシルではエレシャスというシリーズで販売されています。
TOTO トイレ レストパル
TOTOのレストパルはトイレが床から浮いた、後ろの壁掛けになるフローティングデザインになったレストパルFや通常のトイレに収納のついたものがあります。
まるごと収納タイプはタンクのサイドの収納と、タンクの上部にトイレットペーパーなら14ロールも収納可能です。
スリム収納タイプではトイレットペーパー2本、収納タイプでは4本の収納が可能です。
手洗いが隅につくタイプがありますが、手洗いが蓋の上に装着するため、収納タイプになり、収納スペースがかなり減ってしまうようです。
INAX リクシル トイレ エレシャス一方、リクシルのエレシャスはサイドパネルを開いて、タンクの隣のデッドスペースを活用しています。
デザインについては、リクシルの方が上回っているように見えます。
ただし、
手洗いを付けた場合は、棚の真ん中にあるタンクの真上に設置されるため、小さな子どもやお年寄りには手が届きにくいかもしれません。
また、実物を見るとエレシャスの方が収納部のパネルや材質がちょっと安っぽく感じられるかもしれません、
手洗いがついた上での収納量についてはリクシルが有利と言えそうです。
もっとも気になる
値段は定価ではほとんど変わりませんが、TOTOの方が実施の販売価格は1割程度高いようです。
また、
どちらも汎用的なシリーズのトイレに比べて値段はやや高めなようですね。
ですので、タンクレストイレにして、大型の壁内と手洗いの収納をトイレ壁内に設置するのとコストはほとんど変わらないかもしれません。
でも、気になる方は一度ショールームで実物をご覧になることをおすすめします。
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