ハウスメーカーと同じ仕様でもローコスト住宅なら安く建てることが可能です。
なぜ、ローコスト住宅なら安く建てることができるのでしょうか?
では、建物を建てるためのコストを考えてみます。
家を建てるための原価は原材料と人件費です。
原材料は柱や床材などの木材、サッシや壁紙などの住宅資材、システムキッチンやシステムバスなどの住宅設備です。
人件費は、大工さんや設計士、電気工事などの様々な技術者の人件費があります。
それらを自分で手配して、監理すれば最低限のコストで建てることができるので、余計なお金はかかりません。
祖のように施主がすべてを材料屋さんから手配して、専門業者に発注することを分離発注と言います。
現実的には材料の納期や専門業者の施工スケジュールなど、かなり細かく管理しないといけないので分離発注は大変です。
そこで設計士、大工や工務店に全体を依頼して好きなキッチンやシステムバス、トイレだけを分離発注することもできます。
そうすればうまく経費を削減することが可能です。
しかし、ハウスメーカーで依頼した場合はハウスメーカーの仕様で建てますので、分離発注は基本的にはできません。
さらに、ハウスメーカーの規模や経費に応じた一般管理費がかかります。
ハウスメーカーの場合は一般管理費として、原材料や人件費にさらに数%から数十%の手数料がかかります。
この手数料がハウスメーカーの利益になり、広告掲載料金や展示場のモデルハウス、何百人といる営業マン、事務員の給料にあてられます。
以上のように、分離発注などをうまく使えば、ハウスメーカーと同じ仕様はもちろん、それ以上の仕様でもローコスト住宅なら安く建てることができることがわかりましたか?
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