ミーレやガゲナウとパナソニックの食洗機を比較!気をつけたいランニングコストと本当の容量の違い
憧れのキッチンはどんなキッチンですか?
広くて、キラキラしてて、充実した家電やビルトイン調理器を備えたキッチンですか?
そして、そんな素敵なキッチンにはミーレやガゲナウの海外の大型の食洗機があって・・・っと夢は膨らむと思います。
そんな海外の食洗機ですがやっぱり大きくて立派ですよね!
デザインも国産のものとは違って垢抜けていると言うか、違うんですよねー
一度に洗える食器も多くて、使い勝手も良さそうですよね!
でも、
見落としがちなのが実はランニングコストなんです。そして、
たくさん入ると思っていたサイズも実は国産のものとはそれほど変わらないことも…容量や、サイズはどの基準や同じモノサシで比べるかを確認しないと意味がありません。
まず、食洗機は毎日使うものなのでランニングコストは無視できません。
今回は45cm幅のサイズでミーレの食洗機とパナソニックの食洗機で比較してみたいとおもいます。
⚫︎ミーレ
G 4501 SCi [2013年7月発売]
標準使用水量: 13L、電力量: 0.95kWh(「エネルギーセーブ」プログラムで運転時)
サーモセーブ
食器洗浄容量 : 9 人分(IEC規格)/ 7 人分 42 点(JEMA規格)⚫︎
パナソニック
NP45MD6W ディープタイプ
エコナビ運転した場合:
使用水量約7.5 L、消費電力量約0.41 kWh、運転時間約89分
食器洗浄水量 約6人分 44点 日本電気工業会それぞれの違いを上記のデータで比較してみます。
まず、
ランニングコストですが、電気代や水道代に影響する、使用水量や消費電気量はミーレの方がパナソニックよりも大きな数字になっていますね。
水道代では、
ミーレは一回あたり約3円、パナソニックは約2円です。年間300回使用すると仮定するとだいたい
数百円から数千円の違いになります。
電気代については、
一回あたりがミーレは約25円、パナソニックは約10円です。水道代同様に比較すると
年間で三千円から数千円の違いになります。
電気代と水道代を合計すると、年間で五千円から一万円位のランニングコストの差になります。
住宅設備は長く使い続けるものなので、
仮に20年使ったとすると、最低でも10万円の差額になりそうです。
海外の食洗機はエコが進んでる印象でしたが、ミーレでエネルギーセーブモードという、節約モードで使用しても、パナソニックのエコナビで全自動にした場合の方が一度に使用する水も電気も少ないことがわかります。
次に、一度に洗える人数や食器の数です。海外の食洗機の方が日本のものよりもたくさんの食器を一度に洗える印象ですが、
同じ日本電気工業会の基準で比較すると、ミーレは7人分で42点、パナソニックは6人分で44点と、実はほとんど変わらない結果になっています。
よく、
ミーレの食洗機の説明で使用されている11人分の食器が洗える!という説明は、実はパナソニックとは違う基準での説明であることがわかります。
どちらも間違えではないですが、モノサシを変えてしまうと、消費者に誤解を与えてしまいますね。
海外の食洗機と日本の食洗機では、ランニングコストも違いますが、最初にかかる導入コストが高くなります。
ミーレの本体価格は約30万、パナソニックは約15万です。
また、長く使うものなので
将来のサポートやいざという時の故障についても気になりますね。
賢い消費者になるためにも、見た目やデザイン、海外だからという直感で決めず、内容をしっかり考えて選びたいですね!